energy




2010.3.25
25日はラジオ収録後、ミッシェルカミロとチューチョバルデスのLIVEを聴きに東京ブルーノートへ行ってきました。
今回、私の中で一番印象に残ったのは、世紀の競演、華やかなピアノデュオの中で逆に際立っていた、それぞれのソロピアノ。

チューチョバルデスの人生の深みを想像させるような、哀愁漂う、深く優しいピアノ。
彼の過ごしてきた世界の景色が浮かぶようで、すごく心に染み入りました。

ミッシェルカミロのLIVEへ行く機会には結構恵まれています。誰と共演しても決して霞まない、サウンドを引っ張っる個性の強さ、観客の求めているものに応えるパフォーマンスは健在。
そしてカミロのオリジナル曲でのソロピアノは、やはり、圧巻。
ペトルチアーニも最近好きになったアーティストも、強く惹かれるきっかけは、やはりその人を色濃く表している、オリジナル曲での演奏が多かったことに最近気が付きました。

LIVE前に、すぐ近くにある、岡本太郎記念館へも行きました。
渋谷駅にある、”明日の神話”からとても強いパワーを感じていたので、こちらもとても興味がありました。

「世界をこの眼で見ぬきたい。
眼にふれ、手にさわる、すべてに猛烈に働きかけ、体当たりする。
ひろく、積極的な人間像を自分自身につかむために。
純粋な衝動である。」
記念館にあった、太郎さんの言葉。

表現の形は違えど、アーティストの根底に流れるものは同じ。
生きている中で色々なことを深く感じ、色んな形を通じて表現し、残していく。



色んな所から強烈なパワーを浴びたこの日は、何だかぐったりでした。。。

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